弁護士 林 頼信

弁護士 林 頼信のインタビュー

弁護士 林 頼信

大手企業の社員から法律の専門家を目指して

私が司法試験を目指したのは、前職で法律ないし弁護士とかかわる業務を行ったことが直接のきっかけです。大手メーカーで製品を直接卸す先である1次店の担当者として営業を約6年経験した後、法務部において、各種契約書の審査や社内からの法律相談、顧問弁護士との法律相談の調整などを担当しました。そして、複数の弁護士や法律事務所とかかわる業務を行うなかで、ひと口に弁護士といっても、いろいろなタイプの人間がいることに気付きました。

たとえば、平易な言葉でゆっくり丁寧な説明を行う弁護士がいる一方で、専門用語を含んだ内容を機関銃のように早口でまくし立てて説明する弁護士がいたりするのです。僭越ながら、仮に自分に法律知識がそれなりにあったならば、相談者をないがしろにするような早口の弁護士よりは上手に説明ができるのではないかと思ったのです。

また、業務をする中で法律に対する関心が大きくなっていったこと、法務部員のやれることには限界があること、法律の理解が不十分なため、場当たり的な対応になりがちだったことから、せっかくならば法律の専門家になりたいとの思いが芽生え、思い切って司法試験を目指すことにしました。

事務所選びで重視した3つのポイント

林 頼信

私がアディーレを選んだのは、「働きやすそうな法律事務所だ」と感じたためです。具体的には、事務所の方針や職場環境が自分に合うのではないかと考えました。その理由は、次のようなことです。

まず、アディーレでは、弁護士の採用にあたり、ロースクールや司法試験の成績の提出が求められません。この点について、他の法律事務所の中には、司法試験合格者に対してSPI(適性試験)の受験まで要求するところがあるのと比較して、アディーレには司法試験合格者への信頼を感じました。

次に、事実上、若年層しか採用しなかったり、著名なロースクールを修了した者しか採用しなかったりする事務所がある一方で、アディーレには、学歴、司法試験の成績、年齢、社会人経験の有無等について、さまざまなバックグラウンドを持つ人材を人物本位で採用し、入所後に教育していこうというおおらかさがあることが挙げられます。

そして、アディーレの根本にある、「身近な」法律事務所という理念。私は、お高くとまっている偉そうな弁護士が好きではありません。サービス業なのですから、個人の相談者・依頼者にとって、従来よりも、もっと開かれた法律事務所・弁護士を私自身も志向しており、この点も事務所選びの重要なポイントでした。

前職の経験が顧客対応に活きる日々

大学卒業までは、自分と比較的似たような環境で育ってきた人たちとの関わりがほとんどでしたが、就職し、営業担当として直接・間接の取引先と接点をもつと、それまで自分が関わることのなかったような人たちとも接触する機会が増えました。私の勤務先の製品は、そのほとんどが施工(工事)の必要なものでした。そのため、製品には特に問題がなくとも、施工に問題があったことで不具合が発生し、クレームとなったことも少なからずありました。そのような時、エンドユーザーに最も近い水道工事店や大工・工務店の中には、とんでもない剣幕で私に直接、電話で苦情を入れてくる人たちもいました。ただ、そのような相手でも、切電後に直ちに現場に向かい、対面で話をしてみると、直前の電話の時と比べ、かなり穏やかに対応してくれたケースがほとんどでした。

現在、私は家事ドメインに所属し、不貞慰謝料の請求・被請求の事件や離婚事件を担当していますが、事件の性質上、依頼者や相手方には、一筋縄ではいかない、なかなか厄介な人たちも多くいらっしゃいます。このような方々に接して交渉や説得を行う際、私は前述した会社員時代のクレーム対応等における経験が活きていると感じます。また、面談や打ち合わせで相談者や依頼者に説明をする際には、法務部時代に関わった複数の顧問弁護士の記憶が参考になります。このような一般企業での社会人経験があるからこそなれる「わかりやすく親身な弁護士」を目指し、日々業務に励んでいます。

気楽に相談できる明るい雰囲気の職場環境

アディーレには、数多くの弁護士、事務員が所属しており、両者が分け隔てなく、同じ執務室の中で勤務しています。私のいる池袋本店は大所帯ですが、風通しがよく、人間関係に窮屈さを感じることもありません。特に、私が所属している家事ドメインの雰囲気は、「明るい」の一語に尽きます。大きな執務室の中にはパーテションがなく、弁護士同士で気楽に相談や質問ができますし、弁護士と事務員が、綿密にコミュニケーションを取りながら事件処理を進めているのも日常的に目にします。

このように、アディーレには雰囲気と開放的な空間での業務環境が整っています。事件処理に行き詰まって、孤独感、焦燥感に襲われるということは考えにくく、長く働ける職場であると実感しております。