合格者から見たアディーレ

この経験を活かして,社会に還元できる弁護士を目指します

私は,司法試験合格後,約1ヵ月間アディーレの大阪支店で働き,刑事事件,一般民事事件などに関わらせていただいたほか,倒産法の実務の運用をご教授していただきました。

特に印象に残った経験としては,刑事事件の証人尋問における尋問事項書の作成に関わったことです。司法試験のように答案を作成するうえで必要な事実が記載されているケースしか経験したことがない私には,何を目的に,どう起案すればいいのかまったく見当がつきませんでした。しかし,担当の弁護士の方は,依頼者の方の相談を受けて,必要な証拠を整理し,それをもとに作成されており,その姿を間近で見ることができ,助言をいただくこともできました。また,被害者の方の保護を図ることを第一としつつも,依頼者の方の社会復帰に向けた弁護活動を具体的に体感できたことは,非常に有意義なものとなりました。

また,刑事事件で8回,民事事件で4回も裁判を傍聴させていただきました。法科大学院でも模擬裁判をしたことはありますが,実際に傍聴することで,裁判の流れに沿いながら,どのようにして依頼者の方の意見を法廷に反映しているかを肌で感じる機会でした。

司法修習前に多岐にわたる実務を経験でき,貴重な糧になりました。アディーレでの1ヵ月間を経験しないまま,導入修習を開始していたら,どうなっていただろうと考えるとすこし怖いぐらいです。この経験を活かして司法修習に臨み,のちに社会に還元できるよう,よい弁護士を目指します。