アディーレにおける刑事事件のご紹介

迅速な対応と説得力のある書面を作成する能力が要求される刑事事件

刑事事件の特徴

逮捕されてしまった被疑者は,極めて過酷な精神状態に置かれてしまいます。身体拘束が長期化した場合,勤務先から解雇されてしまうおそれがあります。こうした不利益を被らせないために,刑事事件では,迅速な身柄解放の実現や依頼者の方にとって影響の少ない処分の獲得が求められます。刑事手続には厳格な時間制限があり,迅速な対応と説得力のある書面を作成する能力が要求される業務です。

どのようなご依頼があるか

刑事事件

痴漢・盗撮・強制わいせつ・強姦などの性犯罪をはじめ,強盗・窃盗・(業務上)横領などの財産犯や暴行・傷害などの粗暴犯が挙げられます。ほかにも,増加傾向にある薬物事犯や交通事犯,殺人・現住建造物放火などの裁判員裁判対象事件まで,幅広い事件を取り扱っています。
上記のような事件を解決するために,身柄解放活動や公判での主張といった弁護活動を実施します。身柄解放については,接見,検察庁に対する勾留請求阻止意見書の提出や勾留決定後の準抗告の申立,不起訴意見書の提出などがあります。これらと並行して被害者の方との示談交渉を進め,起訴された場合には保釈請求を行います。また,公判での主張に向けて,事情を知らない裁判官や裁判員を説得するため,検察官の反対尋問の想定に加え,被告人の特性を考慮した準備を行います。情状立証として,被告人の環境整備や証人尋問,嘆願書などの手配,最終弁論に向けた証拠に基づく説得力のある書面を作成することなども必要です。

特徴的な事件

刑事事件の弁護活動は多岐にわたります。当事務所が取り扱った中で,その特徴がよく表れている案件をご紹介します。

冤罪になり得る痴漢容疑について否認を貫き,不起訴処分に

身に覚えのない痴漢容疑で警察の取調べを受けた依頼者の方について,当事務所の弁護士は,まず依頼者の方の任意同行に付き添い,強硬な取調べを抑制しました。また数ヵ月後に逮捕・勾留請求されたことについて,弁護士は,勾留の理由や必要性がないことを記載した意見書の検察官に提出するとともに,口頭でも勾留の不要性を粘り強く主張し,勾留を阻止しました。そして,検察の取調べでは,検察官の証拠の開示を要求し,直接証拠がないことを検察官に主張しました。このような多岐にわたる弁護活動の結果,嫌疑不十分で不起訴処分が確定しました。

修習生の方へのメッセージ

刑事事件は,弁護活動の結果として決定した処分が,被疑者もしくは被告人の人生を大きく左右します。弁護士のミスはただちに取り返しのつかない弁護過誤に繋がるため,その責任は重大です。
複雑な刑事手続に対する十分な知識と,事案に応じた適切かつ迅速な対応能力が弁護士に求められる刑事事件ですが,いっぽうで,被疑者もしくは被告人の再スタートを実現できたときには,弁護士としてのやりがいを感じられます。
「自分に刑事事件が担当できるのだろうか」と不安に思われるかもしれませんが,アディーレには今までに多くの刑事事件案件に取り組んできた実績があります。また,刑事事件に精通した弁護士が多数在籍しており,入所後すぐに刑事事件に関する多くのノウハウを学ぶことができますのでご安心ください。