人権擁護委員会のご紹介

弁護士 池本 泰智

弁護士 池本 泰智

加入している委員会・専門学会の社会的な役割

私は,複数の委員会に所属していますが,今回は,人権擁護委員会のご説明をさせていただきます。人権擁護委員会は,個人や団体から人権救済が申し立てられた事件について,調査・検討し,救済のための措置や,意見書の作成などが主な活動内容です。また,人権問題に関するシンポジウムの企画や,日弁連で企画されている各種相談(生活保護ホットライン,暮らしと心の法律相談など)を実施し,さらに「どの委員会にも属さないような人権問題」を取り扱うなど幅広い活動を行っています。

これまでの活動実績

人権救済申立事件の事件処理を担当しています。常時,案件を抱えていますが,和歌山刑務所(女子刑務所)の受刑者からの人権救済申立事件に携わることが多いです。受刑者から人権救済の申立があった場合,実際に刑務所に赴き,受刑者から事情聴取も行います。
また,昨年,一昨年は,委員会主催で死刑制度に関するシンポジウムを行ったので,その際は企画・広報を担当していました。ほかに,日弁連主催の法律相談(生活保護ホットライン,暮らしと心の法律相談など)の相談にも参加しています。

司法修習生へのメッセージ

弁護士にとって委員会活動とは,公益活動であり,仕事に直接結びつくものではありません。しかし,「基本的人権の擁護」を使命とする弁護士にとって,人権擁護委員会の活動に参加することが,弁護士の使命を果たすことに繋がるのではないかと考え,私は人権擁護委員会に参加しています。また,委員会活動に参加することで,個別の事件(の相手方)や,立場を離れて,ほかの法律事務所の弁護士と一緒に「仕事」や,他愛ない話ができるため,貴重な機会を有効活用しています。
当事務所では,委員会活動への参加が奨励されており,活動内容も各弁護士の裁量に委ねられています。活動内容によっては,休日をあてることもあり,大変なこともありますが,そのいっぽうで,日々の業務とはまた別の充実感を得られることも間違いありません。ぜひ,皆さんも積極的に委員会活動を行うことをおすすめします。